浄土真宗大谷派
 


根引山 妙楽寺は、豊田市街地から国道301号線にて旧下山村(下山地区)に入ってすぐの場所にあります。

当寺の境内地(一部山林)は、江戸時代まで松平氏の領地とされ、文亀年中(1500年頃)駿河の今川氏、伊勢新九郎氏(のちの北条早雲)をして兵一万の軍勢で西三河を討たせました。

この時に安城城主、松平出雲守長親は、隠れ家をこの地におき、内室を住まわせて出陣をしました。長親の死亡後も内室はこの地で住み、その後、亡くなったので、ここを「古屋敷」と呼んで昔を偲んでいます。(現在の当寺観音堂付近です)


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